秋季高校野球

秋季関東地区高校野球大会 国学院栃木、涙 コールド負け、県勢姿消す /栃木

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【健大高崎-国学院栃木】五回裏国学院栃木2死二塁、平井の中前適時打で二塁走者の成田が生還する=千葉県柏市の柏の葉公園野球場で2020年10月27日、玉井滉大撮影
【健大高崎-国学院栃木】五回裏国学院栃木2死二塁、平井の中前適時打で二塁走者の成田が生還する=千葉県柏市の柏の葉公園野球場で2020年10月27日、玉井滉大撮影

 第73回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高野連主催、毎日新聞社など後援)は27日、千葉県柏市の柏の葉公園野球場などで2回戦4試合があり、4強が出そろった。県勢は3年ぶりに県大会を制した国学院栃木が健大高崎(群馬1位)に1―8の八回コールドで敗れ、姿を消した。

 準決勝は千葉市の千葉県野球場で31日に、決勝は同球場で11月1日に行われる予定。【玉井滉大】

打線つながらず

 <柏の葉公園野球場>

 ▽2回戦

健大高崎

  00012104=8

  00001000=1

国学院栃木

 (八回コールド)

 健大高崎は四回、綱川の内野ゴロの間に先制すると、以降も着実に加点。八回には桜井が走者一掃の3点適時三塁打を放ち、試合を決めた。国学院栃木は相手バッテリーの内角攻めに苦しみ、散発の6安打と打線がつながらなかった。

 ▽同

専大松戸

  003000300=6

  000000000=0

鎌倉学園

 <ZOZOマリンスタジアム>

 ▽2回戦

東海大相模

  000001000=1

  000000002=2

東海大甲府

 ▽同

常総学院

  000002304=9

  000000001=1

木更津総合


中前適時打を放ち、ベンチに向けてガッツポーズ=千葉県柏市の柏の葉公園野球場で2020年10月27日、玉井滉大撮影 拡大
中前適時打を放ち、ベンチに向けてガッツポーズ=千葉県柏市の柏の葉公園野球場で2020年10月27日、玉井滉大撮影

 ■ズーム

好機の一打に拳 国学院栃木・平井悠馬三塁手(1年)

 3点を追う五回裏、2死二塁の好機。「県大会から先輩にずっと迷惑をかけてきた。1点でも取って、流れを持ってきたい」。強い気持ちで打席に入ると、3球目の内角の直球をフルスイング。打球は二遊間をきれいに抜け、反撃ののろしを上げる適時打になった。走者の生還を確認すると、ベンチに向けて右の拳を強く突き上げた。

 スタメン唯一の1年生。入学当初は新型コロナウイルスの影響で全体練習ができず、上級生との距離がなかなか縮まらなかった。そこに声をかけてくれたのが、浅田光太朗主将(2年)と4番の最上太陽遊撃手(同)。朝の約1時間の自主練習をともにするようになった。

 「左中間や右中間に強いライナーを打つ意識を持った方がいい」。主に打撃練習を行う中で、そう2人からアドバイスされた。以前はあまり考えずに打席に入っていたというが、打席での意識が変わり、「詰まっても内野の間を抜けるようになった」と、スイングに力強さが増した。

 迎えた関東大会。「消極的にならず、思い切ったプレーをしてこい」。浅田主将に送り出され、1回戦では4度出塁。この日も適時打を放ったが、「好機での一打は少なく、守備のミスもあった。もう少し先輩を助けたかった」と悔しさをにじませた。「一番の課題は守備。課題を克服し、体も一回り、二回り大きくして、もっと活躍できるようにしたい」。夏の王者を目指し、鍛錬の冬が始まる。【玉井滉大】

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