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大津・葛川中の3人、なりきり筏師 地域の伝統再現、魅力発信 プロに撮影依頼、ポスターに /滋賀

ポスター撮影でポーズをとる葛川中の生徒たち。筏が流れないよう担任の松田義輝教諭が後ろで支えている=大津市葛川細川町で、礒野健一撮影

 大津市立葛川中(同市葛川中村町)の2年生3人が、学校前を流れる安曇川に古くから伝わる「筏(いかだ)流し」に挑戦した。筏に乗る様子はプロのカメラマンに撮影を依頼し、後日ポスターにして、葛川地区の魅力発信につなげる。【礒野健一】

 同中は葛川地区と県境を越えた京都市左京区久多地区を学区としているが、近年は生徒数の減少で廃校の危機にある。2018年度から、同じ敷地にある葛川小とともに大津市内のどこからでも就学を認める「小規模特認校」となっている。同年からは地域の魅力を発信することで、知ってもらい(Know)、来てもらい(Come)、住んでもらう(Live)ための「KCLプロジェクト」を、地域住民とともにスタートさせ、ポスターや映画などを制作。19年にはボランティア活動に取り組む中高生を対象とした「ボランティア・スピリット・アワード」で文部科学大臣賞を受賞している。

 筏流しは、安曇川流域で伐採した木材を筏にして川を下り、琵琶湖まで運搬する奈良時代から伝わる技法で、それを仕事とする「筏師(いかだし)」が70年ほど前まで存在していた。同中2年の中田晄輔(おうすけ)さん(14)と椎葉裕也さん(13)は、ともに葛川小4年だった16年に筏師のことを知り、「いつか筏流しを再現したい」と研究を開始。18年からは、小規模特認校制度で転入してきた佐野仁盛(じんせい)さん(13…

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