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<おでかけ>
室町時代、空から「翁(おきな)」の能面と一束のネギが降ってきた――。こんな言い伝えが残る奈良県川西町は約20年前から、幻のネギ「結崎(ゆうざき)ネブカ」を特産とする町づくりを進めている。旬を迎えたネギ畑を歩き、伝説ゆかりの地を訪ねた。【小柳津早霧】
地面から伸びる青々としたネギ。柔らかな茎が、途中でぺこりと曲がっている。
「甘いから虫がよくつく。優しく扱わないと折れる。栽培も出荷も手間がかかる」と上田新吾さん(80)は苦笑いする。折れた部分は変色しやすいため、切り落としてから出荷。農協を通じて県内のスーパーなどへ。
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