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コロナ禍でステイホームを迫られ、福岡市が今年度上期に収集した家庭ゴミの量は前年度比で6・6%増となった。これを機に断捨離した人も少なくなかったようだ。でも待ってほしい。手元の不用品は本当にもうゴミだろうか。家庭から持ち込まれた不用品を、創意工夫で生まれ変わらせる施設があると聞き、訪ねてみた。
福岡市東区の「臨海3Rステーション」。作業場には家庭で不用となったテーブルや棚、タンスなどが置かれ、高齢者たちが相談しながら修理作業に汗を流している。修理された家具や、衣料などは安価で販売される。
施設は市から委託されたNPO法人「エコネットふくおか」が運営していて、ゴミを減らすリデュース(Reduce)、繰り返し使うリユース(Reuse)、資源として再利用するリサイクル(Recycle)の3R推進を目指している。活動は不用品の再生の他に、マスクづくりの参加型講座開催など多岐にわたる。
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