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やまゆり園事件は終わったか

福祉を問う/5 「閉鎖」「画一」はらむ危険 重度者や高齢者、入所頼み

1966年3月に出された神奈川県立津久井やまゆり園の記念誌「やまゆりのあゆみ」(県政情報センター所蔵)のコピー

 「事件は入所施設だからこそ起きてしまった」。入所者19人の命が奪われた相模原殺傷事件でこう指摘する専門家がいる。1960年代にできた津久井やまゆり園(相模原市)は日本の福祉政策の縮図ともいえる。その歴史を振り返ると、指摘の意味が浮かび上がってきた。【上東麻子、塩田彩】

 津久井やまゆり園ができたのは、東京オリンピックのあった64年。定員は100人で、4年後に200人に倍増した。

 66年の記念誌「やまゆりのあゆみ」(神奈川県県政情報センター所蔵)には設置を評価し、将来に期待する文章が躍る。特に父母の寄稿には、当時の障害当事者を取り巻く厳しい社会情勢がにじむ。

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