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争点を問う

「米が国際社会で失った信用は甚大」 オバマ前政権NSC欧州上級部長

米国のオバマ前政権で国家安全保障会議(NSC)欧州上級部長を務めたチャールズ・カプチャン氏=首都ワシントンのジョージタウン大で2019年4月1日、古本陽荘撮影

 トランプ米大統領の米国第一主義は、米国の利益と国際社会の安定を著しく損なっている。関係国との緻密なやり取りの積み上げによる政策決定はなく、衝動的にツイッターで方針を発表するようなやり方で、同盟国やパートナー国をないがしろにしてきた。

 今、中国やロシアは、欧米や日本などが築いてきた法の支配に基づく国際社会の弱体化を試みている。そんな時に米大統領自身が喜んで国際社会を傷つけているように見え、各国に不安を与えている。

 多くの国は米国を「民主主義のお手本」としてのみ考えているわけではなく、効果的な統治機構を持つ国としても見ている。しかし新型コロナウイルスの感染拡大で分かるように、米国には十分に対応する政策はない。発生源となった中国を責めるばかりで世界のリーダーとしての役割も果たしていない。失った信用は甚大で、仮に民主党候補のバイデン前副大統領が勝利しても、その回復には時間がかかるだろう。

 一方で、…

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