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焦点

学術会議、首相うやむや 「組織のあり方論」に矛先振り向け

衆院本会議で立憲民主党の枝野幸男代表の代表質問に答える菅義偉首相=国会内で28日午後1時47分、竹内幹撮影

 菅政権発足後に初めて野党が菅義偉首相と直接論戦を交わした28日の衆院代表質問で、日本学術会議の新会員人事を巡る問題が取り上げられた。首相は6人の任命を拒否した理由についてこの日もあいまいな答弁に終始し、自民党は問題の矛先を「組織のあり方論」に振り向けようと躍起になっている。

 学術会議の新会員の任命を拒否した理由について、代表質問の答弁に立った菅義偉首相が「総合的、俯瞰(ふかん)的」などと従来の見解を繰り返すと、衆院本会議場は野党のヤジで騒然となった。首相は「ちょっと静かにしてもらっていいですか」といらだちながら、大島理森議長にヤジを制止するよう求めた。大島氏が「ご静粛に」と3度注意する中、首相は用意された答弁原稿を読み上げた。

 結局、立憲民主党の枝野幸男代表、泉健太政調会長の質問に対し、首相から具体的な説明はなかった。首相官邸関係者は「『総合的、俯瞰的』ということで、最大限説明している」と、これ以上の説明はしない姿勢を貫く。

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