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チーム導く優しき「顔」 早大ラグビー部主務・亀井亮介

早大ラグビー部の主務、亀井。選手に劣らぬ熱い思いでチームを陰から支え続ける=黒川優撮影

 2年連続大学日本一を狙う早稲田大ラグビー部が、関東大学対抗戦を3連勝で滑り出した。新型コロナウイルスの影響で一時は危ぶまれた開幕にこぎ着け、仲間たちがグラウンドを疾走する姿に胸を熱くするのは、主務の亀井亮介(22)=スポーツ科学部4年=だ。裏方としてチームを支える。

 約1カ月遅れの開幕となった10月4日、東京・秩父宮ラグビー場。入場制限のため観客は4260人にとどまり、声援自粛が求められた。その静けさの中、伝統の赤黒ジャージーをまとったグラウンドの15人は前後半で7トライを重ね、青山学院大に47―21で勝利。グラウンドサイドで見届けたブレザー姿の亀井は「ようやくここまでこぎ着けた」と安堵(あんど)の息をついた。

 長野県飯田市に生まれた。五つ上の兄がラグビーをしていた影響で、小学1年から地元のラグビースクールで楕円(だえん)球を追った。パスが得意で、ポジションは主に司令塔のスタンドオフ(SO)を務めた。小学校の卒業アルバムには、アジアで初の開催が決まっていた「2019年のワールドカップ日本大会に出場する」と記し、中学時代も同じくスクールで鍛錬を積んだ。

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