特集

2020大阪都構想

2020年11月1日投開票の大阪都構想住民投票を巡る動きを追います。

特集一覧

大阪市4分割コスト試算「捏造」 市財政局 2日で一変、謝罪 市長面談後

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
あべのハルカス周辺=大阪市阿倍野区で、本社ヘリから
あべのハルカス周辺=大阪市阿倍野区で、本社ヘリから

 大阪市財政局の東山潔局長は29日夕の緊急記者会見で、市を四つの自治体に分割すると行政コストが現状より年間218億円増加するとした局の試算を撤回した。わずか2日前に毎日新聞の記事について「きちっと書いてある」と述べていた局長は「試算そのものがあり得ない」と見解を一変させた。「大阪都構想」の住民投票を3日後の11月1日に控え、市財政部門のトップは言いよどみながら、自らの試算を「捏造(ねつぞう)」と表現した。

 「誤った考え方に基づき試算した数字を報道してもらったことで、報道各社や市民に誠に申し訳なく、深くおわび申し上げます」。午後5時半から始まった記者会見の冒頭で深く頭を下げた東山局長。中断を挟んで2時間以上に及んだ会見で、謝罪を繰り返した。

この記事は有料記事です。

残り1615文字(全文1938文字)

【2020大阪都構想】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月

ニュース特集