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こころの書

書人と書 何を学ぶか/4 塼・瓦当 足達疇邨の模刻、比田井南谷の臨書=高橋蒼石 /東京

資料(1)「益延壽瓦」の拓本(「墨皇帖」より)=日下部鳴鶴旧蔵・書学院蔵

 塼(せん)は現代でいう煉瓦(れんが)や建築用ブロックです。中国では戦国時代(紀元前403~同221年)から使用されていました。型押しした後、文字などを整形して焼き上げており、墓室や墓所に使用したものが多く遺(のこ)っています。

 瓦当(がとう)は古い建造物の瓦屋根の軒端を円形または半円形で飾った陶器です。文字瓦当には吉祥語が多く用いられました。文字数に応じて分けられた区画の扇型に妙味のある字形が創作され、配置されています。

 足達疇邨(ちゅうそん)(1868~1946年)は山梨県大井村(現南アルプス市)出身。小学校教員の傍ら、独学で篆刻(てんこく)を学び、上京して篆刻家の浜村蔵六(四世)に入門。甲骨文、金文、塼、瓦当、隷書など幅広く研究しました。「石雲印譜」や瓦当文を模刻した印譜「三輔餘塵」が遺っています。

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