子どもたちが手にしたカードには大きく「ありがとう」の文字。「みんなの『ありがとう』を見てみよう」という教師の声かけで授業は始まった。
今月13日、鎌倉市の横浜国立大教育学部付属鎌倉小学校を訪ね、1年1組の書写の授業を見学した。新型コロナウイルスの影響で、教室での学習は6月以降にようやく可能になった。今では、子どもたちは元気に成長し、学び合っている。隣同士で「見せて、見せて」「『う』がうまい」「はらいが上手」と大盛り上がりだ。
担任の前西里恵教諭は事前の道徳の授業で「たくさんの人に『ありがとう』を届けたい」という子どもたちの思いを引き出した。「ありがとうっていい言葉だね」「言われるとうれしいよ」「自分も伝えたいな」。子どもたちは自然な流れで「ありがとう」カードを書いた。
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