国際シードル品評会 松川「マルカメ醸造所」初入賞 昨秋開所、初の仕込みで /長野

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「農園のシードルらしく香りなど果実感を生かしたかった」と語る井口寛さん=長野県松川町大島のフルーツガーデン北沢で2020年10月24日、錦織祐一撮影
「農園のシードルらしく香りなど果実感を生かしたかった」と語る井口寛さん=長野県松川町大島のフルーツガーデン北沢で2020年10月24日、錦織祐一撮影

 松川町大島の観光果樹園「フルーツガーデン北沢」が園内に昨年11月にオープンしたリンゴ発泡酒シードル専門の「マルカメ醸造所」が、初の仕込みで、アジア最大級の国際シードル品評会「フジ・シードル・チャレンジ」に入賞した。

 松川町はシードル製造の構造改革特区で、同園4代目の北沢毅さん(29)らが全国的にも珍しいリンゴ農家自前の醸造所を整備した。弟の井口寛さん(27)が「カモシカシードル醸造所」(伊那市)で修業し、2019年11月に果実酒の製造免許を取得し醸造を始めた。

 同園の「ふじ」「王林」「ピンクレディー」など5種をブレンドしてゆっくり圧力をかけて搾り、空気に触れる時間を極力減らして酸化を抑える。1次発酵の後に瓶内で2次発酵させることで酵母が出す炭酸ガスをシードルに溶け込ませ、きめ細かく口当たりの柔らかい泡立ちを作る。

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