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「崩落の前兆」危機感共有されず 対応後手に 逗子・女子高生死亡

事故が起きる前の現場。女子生徒はこの道を歩いている時に土砂に巻き込まれた=Googleストリートビューより

 神奈川県逗子市でマンション敷地内の斜面が崩落し女子高生が死亡した事故は、事故前日に斜面上部で亀裂が見つかっていた。複数の専門家は「崩落の前兆」と指摘するが、県の担当者が残したメモや関係者の証言をたどると、管理人が発見した亀裂の情報が危機感を持って共有されず、対応が後手に回った経緯が浮かぶ。【畠山哲郎、宮崎隆、遠藤大志】

「雨ではなく風化が主因」「注意喚起すべきだった」

 事故後、現場を調査した国土交通省国土技術政策総合研究所によると、1月30日から事故が起きた2月5日朝まで、まとまった雨は降らなかった。このため、同研究所は降雨によるものではなく、「風化を主因とした崩落」と判断した。東北東向きで日当たりが悪かったことも風化を加速させたとみられている。

 亀裂の写真を分析した京都大防災研究所の釜井俊孝教授(斜面災害)は「斜面が下がる力でできた亀裂で、崩落の前兆といえる。割れ目の形から新しくできたものとみられる」と…

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