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ウマ女十番勝負

(4)天皇賞・秋 この愛はプライスレス アーモンドアイ

2019年の天皇賞・秋を制したアーモンドアイ=JRA提供

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 デジタル編集部の“真希バオー”こと中嶋真希記者が下半期GⅠシリーズ計12戦を予想します。第4弾は、秋の中距離王者を決める天皇賞・秋(東京2000メートル、11月1日午後3時40分発走)。これまでどの馬も成し遂げることができなかった芝GⅠ・8勝の記録に、“絶対女王”アーモンドアイが挑戦します。競馬担当30年の師匠、松沢一憲記者は、「大記録は見たいけど……」と後ろ髪を引かれながらあの馬を有力視。無敗の3冠馬が2週続けて生まれ、今週も歴史的快挙が成し遂げられるのでしょうか。【中嶋真希】

 史上初の無敗の3冠牝馬、そして史上3頭目の無敗3冠馬(史上初の父子無敗3冠馬)と、2週連続で大記録が樹立された。「2018年、アーモンドアイが3冠を達成する瞬間を京都まで遠征して目撃。『こんな体験、生きているうちにまたできるのかな』なんて思っていたのに、わずか2年でさらにすごい記録が生まれるなんて」と真希バオー。2頭の素晴らしい走りに、コロナストレスも吹き飛んだ。あとは馬券が当たれば、もっと心が晴れるのだが……。

 今週は、アーモンドアイが史上初のGⅠ・8勝に挑む。これまでGⅠを7勝したのは、ディープインパクト、キタサンブラック、ジェンティルドンナ、ウオッカなど、アーモンドアイを含めて7頭。「7勝の壁」は、いよいよ破られるのだろうか。

 「このレースは過去10年、成長期を迎えた4歳馬が世代をリードし、差なく5歳馬が続いている。6歳以上馬が連対したことはなく、13年のエイシンフラッシュの3着が最高成績となっている」と師匠。昨年はアーモンドアイが、18年はレイデオロが4歳で勝利した。

 性別は、牡馬が155頭出走して16連対(連対率11%)で、牝馬は13頭で4連対(同31%)。牡馬のほうが連対数は多いが、率では牝馬が大逆転している。「アーモンドアイの大記録は見たいが、データからはあの馬のほうが……」と師匠。本命に推したのは?

松沢記者の本命は……

 ◎クロノジェネシス、○アーモンドアイ、▲ダノンプレミアム、△ダノンキングリー、△キセキ

 「今年の成績を見れば、4歳のクロノジェネシスが上だぞ」と師匠。「京都記念(京都2200メートル)を勝ち、大阪杯(阪神2000メートル)2着、宝塚記念(阪神2200メートル)を圧勝。なかでも前走はGⅠ馬8頭の超豪華メンバーの中で2着に6馬身差をつけた。アーモンドアイは今年、勝ったのは牝馬戦のヴィクトリアマイル(東京1600メートル)だけだ」。この2頭は初対戦。新女王の誕生に期待する。

真希バオーの8冠祈願予想

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 ◎アーモンドアイ

 秋の3戦、ここまで人気薄を狙って完敗してきたのに、いきなり本命党に転身? だって、アーモンドアイには逆らわないと決めているのだ。金曜夕方時点のオッズが「単勝1.1倍」だったのを見て、「うっ」と思ったが、「一度決めたら貫く」という師匠の教えを守ることにした。

 東京の2000メートルは、アーモンドアイにとって庭のようなもの。昨年のこのレースは、直線で、アエロリットにサートゥルナーリアとダノンプレミアムが並びかけると、最内からアーモンドアイが猛追。まとめて差し切り、2着のダノンプレミアムに3馬身差で勝利した。

 春のヴィクトリアマイルでは、まるで天使の羽が生えているかのように駆け抜けた。前走の安田記念(東京1600メートル)ではグランアレグリアに敗れたが、この時は初めての中2週。休み明けのほうが好走することを改めて証明した。

 6頭の名馬が、あと一歩のところで届かなかったGⅠ・8勝の記録。その壁を突き破るのは、この馬であってほしい。勝っても高配当は望めないが、プライスレスな瞬間を見届けたい。

史上3頭目の3冠馬誕生 かわいいバビットに興奮

 京都競馬場で25日に行われた菊花賞は、1番人気のコントレイルが勝利し、シンボリルドルフ、ディープインパクトに続く史上3頭目の無敗の3冠馬に輝いた。2着に4番人気のアリストテレス、3着に5番人気のサトノフラッグが入った。真希バオーが本命にしたバビットは、直線半ばでスタミナが切れ、10着。悔しかったが、大好きなこの馬が無事に走りきったことに感謝した。

 夏に一目ぼれしてから、真希バオーの頭の中は、バビットでいっぱい。ネットではなく紙の応援馬券を買おうと、土曜は久しぶりにウインズへ。日曜は馬券を握りしめて、自宅で観戦した。

 レースは、キメラヴェリテがハナを奪い、バビットは2番手に。直線に入ろうとしたその時、バビットが「さあ、行くぞ」とばかりに先頭に躍り出た。その姿が、真希バオーにはまるでスローモーションのように見えた。「バビちゃん、行け、行け!」。息を止めて見守った。しかし、直線も半ばにさしかかると、スタミナが切れたのが、後退していった。目を背けそうになったが、バビットの走りを見届けなくては。しっかり両目を開けて、テレビにかじりついた。すると、コントレイルとアリストテレスの2頭が抜け出し、壮絶なたたき合いになった。

 後退したバビット、コントレイルの死闘……。真希バオーは汗だくになって叫び続けた。コントレイルがゴール板を過ぎると、歓喜の声を上げ、そのままベッドに倒れた。はあ、疲れた。レース後は、しばらく抜け殻のようになった。バビットを厚めに買い、PATの残金も抜け殻だった。

 結果は残念だったが、大好きなバビットが、最強馬コントレイルにチャレンジすることができ、感激。距離はもう少し短いほうがいいのだろう。「2000メートル前後がいいかな」「中山の重賞がいいかな」と毎日バビットの次走を勝手に考えている。次は競馬場で会えますように。

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