2021年夏に開催が延期された東京五輪の聖火が、来月から14道府県で巡回展示され、県内でも来年3月に5町村で展示されることになった。5町村はいずれも、県内の聖火リレールートから外れていた。すでに、東京パラリンピックでも聖火のもとになる火は全33市町村から採ることが決まっている。県の担当者は「県全体で復興五輪への機運を盛り上げていければ」と話す。【日向米華】
県内での聖火リレーは、21年6月に雫石町を出発し、復興が進む沿岸市町村を経由して盛岡市に到着する3日間のルートとなっている。だが軽米町、葛巻町、西和賀町、住田町、九戸村の5町村は含まれておらず、19年6月には県町村会が全市町村を通るよう再検討を求める要望書を県に提出した。同年11月、東京パラリンピックの聖火は全市町村から集めることが決まり、県の担当者は「オール岩手で盛り上げていく機会ができた」と…
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