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土記

学術会議と多様性=青野由利

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 2006年から11年まで日本学術会議の会長を務めたのは金澤一郎さんだった。なりたくてなったわけではない(はずだ)。当時、国立精神・神経センター総長であり、「皇室の主治医」である皇室医務主管も兼任していた。その上、学術会議会長まで?

 多忙の合間を縫って、日本の科学界を代表する機関の長として海外のアカデミーとも交流した。科学者の行動規範、代理出産、受動喫煙、若手研究者支援などの提言をまとめただけでなく、放射線防護やテレビの「科学実験」など、社会とつながりの深いテーマで会長談話をいくつも出していた。

 言わずもがなかもしれないが、学術会議会員は「なりわい」ではない。名誉職でもない。あえて言えば、学術を支える人々の「責務」かもしれない。

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