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進まぬ温暖化適応策 京都大防災研究所教授・中北英一氏/茨城大准教授・田村誠氏

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20~30年先見据えて 京都大防災研究所教授(水文気象学)中北英一氏

 2018年の西日本豪雨、今年7月の九州豪雨など、近年の大雨は地球温暖化が影響していると言っていい。何十年、何百年に1度とされる大雨が降った場合、それはまれな現象が起こったのではなく、そういう大雨が今後増えていくと認識する必要がある。

 温暖化を前提にしていない現行の治水計画でも、まだ計画通りに堤防などの整備が進んでいない河川がたくさんある。整備を急ぐと同時に、既に温暖化の影響が出ていることを考えると、企業や住民らも一体になって流域全体で被害を軽減させる「流域治水」の考え方で対応することが重要だろう。

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