プロ野球 巨人3-3ヤクルト 苦しんで巨人連覇 進撃導いた原采配(その1)

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
【巨人-ヤクルト】セ・リーグ優勝を決め場内を一周する巨人の選手ら=東京ドームで2020年10月30日、大西岳彦撮影
【巨人-ヤクルト】セ・リーグ優勝を決め場内を一周する巨人の選手ら=東京ドームで2020年10月30日、大西岳彦撮影

引き分けでV

 互いに譲らず、引き分けた。巨人は1点を追う三回、岡本の2ランで逆転。同点となった六回には大城の適時打で再びリードした。ヤクルトは八回にエスコバーの適時打で同点とし、その後は救援陣が踏ん張った。

実力至上主義貫き

 巨人は十回、5番手のビエイラが2死三塁のピンチを招いた。だが、右腕は恐れず攻め抜いた。2ストライクから163キロの豪速球を内角低めに投げ込んだ。見逃し三振。原監督が大きく手をたたき、主将の坂本もガッツポーズ。負けがなくなって試合中に優勝が決まり、場内アナウンスが流れ、7年ぶりの本拠地でのリーグ制覇にナインとファンが沸き立った。

 まさかの足踏みが続いても、原監督は勝利至上、実力至上主義を貫いた。暗雲を払う2ランを三回に放った岡本も、勝負強く適時打を放った大城も、「実力」で地位をつかんだ選手だ。そして指揮官は勝利のために選手を次々とつぎ込む。積極的に動き、手を尽くす。これが今季の巨人の野球だ。

この記事は有料記事です。

残り1679文字(全文2089文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集