新型コロナウイルスの感染リスクを低下させながら、スポーツや大規模イベントは開催できるのか――。来夏の東京オリンピック・パラリンピックを見据えて、入場制限を段階的に緩和しながらさまざまな対策の効果を検証する取り組みが30日、横浜スタジアム(横浜市)で始まった。プロ野球ファンからは大勢の観客が球場で応援する熱気が戻ってくる期待と同時に、感染への不安の声が漏れた。
30年来のファンという横浜市の会社員、上野大輔さん(43)は観客が増えることは「うれしい」と歓迎する一方で、クラスター(感染者集団)が発生する心配を感じている。消毒液を持参し、トイレや飲食店に行く時はピークをずらして独自に予防するという。
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