ミニコミの聖地「どんな出版物も販売」でトラブルも 新宿「模索舎」50年

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
「模索舎」の店先に立つ現代表の榎本智至さん(右)と歴代の店員たち=東京都新宿区新宿2で2020年9月14日、青島顕撮影
「模索舎」の店先に立つ現代表の榎本智至さん(右)と歴代の店員たち=東京都新宿区新宿2で2020年9月14日、青島顕撮影

 ミニコミや自主流通出版物を積極的にそろえることで知る人ぞ知る書店、新宿区新宿2の「模索舎」が10月28日に創業50年を迎えた。市民運動の情報誌や社会的少数者の書籍を置くなど本の作り手と読み手をつなぎ、出版流通・表現の自由のよりどころとなってきた。

 新宿御苑近くのビル1階の十数坪の店内には、書籍に交じって、市民活動の冊子、新左翼や右翼団体の機関誌、死刑囚の支援通信などがぎっしりと並ぶ。

 1970年にベトナム反戦運動に関わり、党派に属さない学生らが創業。創業メンバーの岩永正敏さん(72)によると、評論家の故津村喬さんの著書「魂にふれる革命」を出版したが取り扱う書店が少なく「売れる場がほしかった」という。

この記事は有料記事です。

残り669文字(全文973文字)

あわせて読みたい

注目の特集