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「長崎原爆遺跡」として国史跡に指定された旧城山国民学校(現・長崎市立城山小)の校舎保存に尽力したことで知られ、今年4月に90歳で亡くなった長崎市の内田伯(つかさ)さん方から、被爆当時の記憶を伝える100点超の遺品が見つかった。生き残った者の責務として戦禍の記録を残すことに生涯をかけた内田さん。遺品は業績の一端を物語る。
内田さんが代表委員を務めていた市民団体「長崎の証言の会」が遺族の依頼を受け、今夏から内田さん方で遺品を整理していた。見つかったのは、内田さんが爆心直下の長崎市松山町などの住民を一軒一軒訪ねて作った被爆者の台帳「原爆被爆者調査名簿」百数十世帯分や、台帳を基に被爆直前の町並みを復元した地図の下書きなど。原爆の熱線で焼けた瓦や溶けたガラス瓶などもあった。
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