勝利呼びこむ逆転満塁アーチ 大阪桐蔭・花田旭「しっかり打てた」 秋季高校野球近畿

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【京都国際-大阪桐蔭】六回裏大阪桐蔭2死満塁、花田旭が中越えに逆転満塁本塁打を放つ=京都市のわかさスタジアム京都で2020年10月31日午後3時25分、安田光高撮影 拡大
【京都国際-大阪桐蔭】六回裏大阪桐蔭2死満塁、花田旭が中越えに逆転満塁本塁打を放つ=京都市のわかさスタジアム京都で2020年10月31日午後3時25分、安田光高撮影

 高校野球の秋季近畿大会は31日、京都市右京区のわかさスタジアム京都で準決勝があり、大阪桐蔭は京都国際に12―5の七回コールドで、2年連続の決勝進出を決めた。

 チームに流れを呼び込んだのは、6番・花田旭(2年)の一振りからだった。2点を追う六回2死満塁。カーブを捉えると、打球は中越えとなる逆転満塁アーチ。「高校では初めての満塁本塁打。つなぐ意識だったけど、しっかり打てて良かった」と喜んだ。

 今大会初登板だった京都国際の右腕・平野順大(1年)を打ちあぐねた。1巡目は直球主体だったが、2巡目には変化球中心になり、球種を絞りきることができない。打線は五回までわずか1安打に抑えられ、花田も第1打席は一飛、第2打席は右飛。一回に奪われた3点が徐々に重く感じられていた。

 六回の第3打席は、迷いを断ち切るかのようにスイングすべき球種を変化球にだけ絞っていた。1ボールからの2球目。ストライクを取りにきた球を打ち損じることなく完璧に仕留めた。

 東大阪市出身。中学時代にはU15(15歳以下)日本代表に名を連ねた強打者は「(大阪桐蔭に)憧れはなかったけど、練習で一つ一つのプレーがきびきびしていてメリハリがあった」ことに魅力を感じ、入学を決意。打順は6番だが、広角に打てて長打力もある打撃を好機で披露。勝負強さも見せた。

 花田の満塁弾の後は、それまでの鬱憤を晴らすかのように打線がつながり、六、七回で計12得点を奪い、初戦から3試合連続の七回コールド勝ち。中盤までは劣勢ながらも、破壊力のある打線は一度勢い付いたら止まらない。【藤田健志】

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