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◆女子
智弁和歌山は、新型コロナウイルスの影響で各種大会が中止となる中、夏場に走り込んでスピードやスタミナを強化したという。大会当日はベストメンバーで臨み、全員区間賞の走りでライバルの和歌山北の壁を越えた。
1区は、直前の大会で3000メートル走9分55秒の自己ベストを出した福居夏帆選手(3年)。2年連続の1区起用で「昨年は和歌山北の1区に負けて悔しかった。今年は調子もよく、雪辱できてうれしい」と振り返った。2位に41秒の差をつけ、チームに一気に流れを呼び込んだ。
2区の瀬戸朱莉(あかり)選手(2年)も3000メートル9分54秒と自己ベストを更新して臨んだ。「しっかりと走ることができた」とリードを広げた。
3区の小倉侑々(ゆう)選手(1年)は「先輩たちが2位を離してくれたので、自信を持って安心して走れた」と話し、さらに2位を引き離した。
4区の八幡羽生(うい)選手(2年)は「夏に強化できたので、今日はほぼ目標タイム通り走れた」と安定した走りを見せた。
5区の楠本凪(なぎ)選手(3年)も好調で大会に臨み、「2位と差があったのでリラックスして走れた」と後続を寄せ付けず、悲願の全国の切符を手にした。【山本芳博】
1区 2区 3区 4区 5区
(6キロ) (4.0975キロ) (3キロ) (3キロ) (5キロ)
(1)智弁和歌山 1.12.39 ○福居 ○瀬戸 ○小倉 ○八幡 ○楠本
(20.42) (13.49) (10.26) (10.27) (17.15)
(2)和歌山北 1.14.37 前田 大沼 古田 山田 楠本
(21.23) (14.30) (10.34) (10.28) (17.42)
(3)海南 1.22.54 細野 古賀 谷 渕川 木下
(23.17) (16.15) (11.58) (11.43) (19.41)
(4)向陽 1.25.26 柏木 福田 後藤 福岡 西谷
(23.21) (16.27) (11.50) (13.04) (20.44)
(5)日高 1.25.37 中西 池本 加納 武内 谷口
(23.35) (17.17) (12.07) (11.50) (20.48)
(6)和歌山商 1.26.20 西井 門 丸石 森下 硲
(25.21) (16.53) (11.59) (11.59) (20.08)
(7)南部 1.28.42 前岩 植野 寒川 土井 岡田
(24.09) (17.29) (12.49) (13.53) (20.22)
(8)紀央館 1.34.31 津村 小池 松本 室 野田
(25.37) (19.32) (14.04) (12.59) (22.19)
(9)和歌山信愛 1.40.41 辻本 橋中 森本 得能 横出
(26.48) (20.16) (15.14) (13.29) (24.54)
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