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ストーリー

来日30年、障害者らと共に(その1) 日本ワインを「熟成」

 穏やかな日差しに包まれた北の大地で、秋の実りを醸す人たちが汗を流していた。10月中旬、北海道岩見沢市の栗沢地区に広がる「10R(トアール)ワイナリー」。周囲の森は五色に染まり、青空をトンボが舞う。作業場にはロックやジャズが流れ、Tシャツやパーカ姿の男女が、紫紺や薄緑に輝くブドウの房や粒を手でより分け、発酵タンクや圧搾機に仕込む。

 体を動かし続ける一団に、ひげ面の男性がいた。フォークリフトでブドウを運ぶ。時折、口に放り込んで味を確かめ、他の作業者と冗談を言い合う。経営者のブルース・ガットラブさん(58)だ。「今が一年で一番大変な時期だけど、楽しみも多い」と笑顔を見せた。

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和田浩明

1991年4月入社。英文毎日編集部、サイバー編集部、外信部、大阪社会部を経て2003年10月から08年3月までワシントン特派員。無差別発砲事件、インド洋大津波、イラク駐留米軍や大統領選挙を取材。09年4月からはカイロに勤務し、11年1月に始まった中東の民主化要求運動「アラブの春」をチュニジア、エジプト、リビア、シリア、イエメンで目撃した。東京での中東、米州担当デスク、2度目のワシントン特派員などを経て2019年5月から統合デジタル取材センター。日本社会と外国人住民やLGBTなどの今後に関心がある。

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