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ストーリー

来日30年、障害者らと共に(その2止) 「ここだけの味」追求

山の急斜面を緑のじゅうたんのように覆うブドウ畑に立つブルース・ガットラブさん

 

 ◆日本ワインを変えた男

失敗、衝突乗り越え

 色あせたシャツとジーンズ姿が周囲に溶け込んでいた。「ここは、ワイン造りを探求する場なんです」と話すのは、ブルース・ガットラブさん(58)。背後には、山の急斜面を緑のじゅうたんのように覆うブドウ畑が広がる。栃木県足利市の「ココ・ファーム・ワイナリー」は夏の盛りだった。この場所で、ブルースさんは2009年まで20年間、ワインを醸した。今もワイナリーの取締役を務める。日本での「原点」だ。

 ワイン造りを担うのは知的障害者の入所施設「こころみ学園」の園生たち。今年7月、久しぶりに園を訪れたブルースさんは笑顔で園生と再会を祝い合った。

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和田浩明

1991年4月入社。英文毎日編集部、サイバー編集部、外信部、大阪社会部を経て2003年10月から08年3月までワシントン特派員。無差別発砲事件、インド洋大津波、イラク駐留米軍や大統領選挙を取材。09年4月からはカイロに勤務し、11年1月に始まった中東の民主化要求運動「アラブの春」をチュニジア、エジプト、リビア、シリア、イエメンで目撃した。東京での中東、米州担当デスク、2度目のワシントン特派員などを経て2019年5月から統合デジタル取材センター。日本社会と外国人住民やLGBTなどの今後に関心がある。

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