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2020大阪都構想

2020年11月1日投開票の大阪都構想住民投票を巡る動きを追います。

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維新の看板政策に再び「ノー」 党勢に打撃、次期衆院選にも影響か 大阪都構想

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 地域政党「大阪維新の会」が、10年前の結党時から掲げてきた「大阪都構想」の住民投票で再び市民に「ノー」を突きつけられた。維新は看板政策を失うことで党勢に大きな打撃を受け、次期衆院選に向けた与野党の戦略にも波及する可能性がある。一方、政令市・大阪市の存廃を巡る論争は日本の大都市制度のあり方を改めて問う形になった。

 「変化することへの不安を僕が解消できなかった」。反対多数が確実になった1日深夜、維新代表の松井一郎大阪市長は同市北区のホテルでこう敗因を語った。横に並んだ代表代行の吉村洋文大阪府知事は「否決されたのだから、都構想は間違っていたのだろう」と神妙に語った。

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