- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

死んだらアファンの森に埋葬してほしい――。4月に79歳で亡くなった作家、C・W・ニコルさんの遺言をかなえようと「アファンの森」(長野県信濃町)に埋葬する手続きが進められている。手塩にかけて再生したアファンの森を「未来への希望」「人類のノアの箱舟」と語っていたニコルさん。偉大な作家が育てた森を歩くと、未来を生きる人類への温かいまなざしのような日差しが照らしていた。【坂根真理】
「フクロウが毎年卵を産みに来て、ひなが育っています。アファンの森の生態系のピラミッドの頂点にいるので、フクロウがいることが森の豊かさを示す指標でもあるんです」
この記事は有料記事です。
残り1259文字(全文1528文字)