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北見からカーリング「世界一へ」通年稼働施設オープン 競技人口拡大に期待 北海道

一般開放初日にさっそく練習で新カーリングホールの氷の感触を確かめる北海道北見市のチーム=北見市で2020年10月31日午後5時11分、本多竹志撮影

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 平昌五輪のカーリングで男女通じて初の銅メダルを獲得した女子チーム「ロコ・ソラーレ」が拠点にする北海道北見市に、新しいカーリング専用施設「アルゴグラフィックス北見カーリングホール」が31日、オープンした。通年稼働の専用施設は国内でも数少なく、市内で2カ所目。多くの五輪代表を輩出したカーリングの街で、ジュニア世代の育成や競技人口の拡大への貢献が期待されている。

 カーリングは1980年、合併前の旧常呂町にカナダから紹介され、88年に国内初の屋内専用施設が誕生。北見市に95年に民間の施設ができ、地域のカーリング熱を支えた。92年のアルベールビルと長野以降の冬季五輪に代表を送り出し、ロコ・ソラーレの銅でカーリングの街として知名度は全国区になった。

完成した新カーリングホールで始投式をするロコ・ソラーレ代表理事の本橋麻里さん=北海道北見市で2020年10月31日午後2時43分、本多竹志撮影

 新施設は、老朽化で利用が休止された民営施設の代替として、市が約13億円で柏陽町に整備。公式戦規格のリンク3面や観覧可能なエントランスホールなどを備える。常呂町の「アドヴィックス常呂カーリングホール」と共に、競技普及だけでなく合宿などの交流人口増加にも活用する。

 ストーントラッキングシステムと呼ばれる最先端のスポーツ科学研究設備も備え、北見工大が技術力向上を支える。同大の桝井文人教授は「専用リンクでは世界初と言っていい。効率の良い練習ができ、若手やジュニアのレベルを高め世界に通用する選手のサポートができれば」と話す。

 辻直孝市長は一般開放前の式典で「日本カーリング界の未来を切り開く施設となるよう念願する」とあいさつ。始投式をしたロコ・ソラーレ代表理事の本橋麻里さんは「選手として神聖な場所で感動している。後輩たちにバトンをつなぐ施設に」と期待を寄せた。

 初日に練習に訪れた平昌五輪男子代表の平田洸介さん(28)は「通年で利用できる施設が北見市内にでき、うれしい。ここから世界一への取り組みが進めばうれしい」と早速リンクの感触を試した。11月の予約は既に約100件に上り、8日からはリーグ戦も開幕する。【本多竹志】

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