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映画のミカタ

作る喜び「監督絶対主義」=勝田友巳

「ビューティフルドリーマー」の一場面

 映画は多くの人が携わる総合芸術だし、利益が期待される商品でもある。監督が「創作の自由」を貫くのは、なかなか難しい。題材選びは無難に漫画やドラマの原作もの、配役に俳優事務所との力学が働き、内容は分かりやすく面白く。そんな映画がヒットして映画界を活気づけるのは確かだが、作り手には不満もたまる。

 「シネマラボ」は、企画開発から脚本、配役、撮影地選び、演出、編集にいたるまで、すべて監督にお任せという太っ腹企画。エイベックス・ピクチャーズが立ち上げて、本広克行、押井守、小中和哉、上田慎一郎の4監督に、好きなように撮ってくれと依頼した。

 1960~70年代に気を吐いた「日本アート・シアター・ギルド(ATG)の現代版」という。映画が斜陽化した時代、作り手と製作費を折半して自由に映画を製作。大島渚「絞死刑」、岡本喜八「肉弾」、森田芳光「家族ゲーム」など、きら星のごとき作品群を残した。

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