秋の高校野球

秋季四国地区高校野球大会 聖カタリナ、優勝ならず /愛媛

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聖カタリナ学園の堀越璃雄選手=高知市の高知県立春野球場で2020年11月1日、遠藤龍撮影 拡大
聖カタリナ学園の堀越璃雄選手=高知市の高知県立春野球場で2020年11月1日、遠藤龍撮影

 第73回秋季四国地区高校野球大会(四国地区高校野球連盟主催)は1日、高知市の高知県立春野球場で決勝が行われた。攻守にそつのなさを見せた明徳義塾(高知1位)が聖カタリナ学園(愛媛1位)を終盤に突き放し、2年連続11回目の優勝を果たした。聖カタリナ学園の初優勝はならなかった。大会の結果は、2021年3月19日に阪神甲子園球場で開幕する第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の出場校選考の重要な参考資料となる。【山口敬人】

 ▽決勝

【明徳義塾-聖カタリナ学園】四回裏聖カタリナ学園2死二塁、堀越の二塁打で高岡が同点のホームイン。後ろは同点打を浴びた代木=高知市の高知県立春野球場で2020年11月1日、山口敬人撮影 拡大
【明徳義塾-聖カタリナ学園】四回裏聖カタリナ学園2死二塁、堀越の二塁打で高岡が同点のホームイン。後ろは同点打を浴びた代木=高知市の高知県立春野球場で2020年11月1日、山口敬人撮影

明徳義塾

  010010030=5

  000100000=1

聖カタリナ学園

 明徳義塾は五回、森松の適時二塁打で勝ち越すと、八回に代木の2点三塁打などでだめを押した。先発・代木は93球で完投。聖カタリナ学園は仲田が試合を作ったが、四回の堀越の適時二塁打以降、三塁を踏めなかった。


 ■熱球

春へ成長誓う 聖カタリナ・堀越璃雄(りお)内野手(2年)

 四回裏2死二塁。「ここで打たなければベンチが沈む」と胸をたたいて自らを鼓舞した。いつものルーティンだ。初球、狙っていたインコースにカットボールが入り、左越え適時二塁打に。同点に追いつき、塁上で「よっしゃー!」と雄たけびを上げた。

 「これまでチームに迷惑を掛けた分、ここで挽回したかった」。主軸に座るも県大会4試合中2試合で無安打。悔しい思いを秘め臨んだ四国大会、前日の準決勝・小松戦で申告敬遠を受けた4番・川口翔大選手(2年)の後、好機で打席に立つも凡打を繰り返した。それでも延長十二回、食らいついた球は右翼線に落ちてサヨナラ勝ち。一躍ヒーローに。

 復調の兆しが見える中で挑んだ決勝、明徳義塾戦。自身のバットで同点に追いついた四回の場面を再びと4点を追う最終回、強振した打球は三塁手前に転がった。「一球で仕留められるように、練習を積みたい」。厳しい冬を乗り越え、大輪の花を咲かせられるか。【遠藤龍】

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