- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

日向灘や日豊リアス式海岸の絶景を眼下に望む延岡市北川町の鏡山(かがみやま)(標高645メートル)。県北部屈指のこの景勝地一帯で、黒毛和牛を放牧しているのが鏡山牧場だ。自然の中で育み、牛肉本来のおいしさを引き出すことをモットーとする。【重春次男】
牧場や施設をスタッフと切り盛りするのは、2016年に広島県の島しょ部にある大崎上島町から移住した同牧場社長の八崎(やさき)秀則さん(45)。古里で肥料メーカーを営むが、農家と触れあう中で食を生産する側にも関心を持ち、畜産を選び、適地を探して宮崎に。
畜産農家で研修を受け、かつて第3セクターだった牧場を市から借り、17年から経営を開始。「日豊海岸の素晴らしい景色と、親身になってくれる地域の方々の人情にほれ込みました」
この記事は有料記事です。
残り536文字(全文869文字)