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学術会議任命拒否

日本学術会議が推薦した新会員候補6人を菅首相が任命しなかった。極めて異例の事態の背景や問題点を追います。

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継承「強引人事」

「役人を怖がらせれば政権回ると思っている」 菅氏に抵抗した元総務官僚の憂い

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ふるさと納税制度について「制度の担当局の責任者として申し訳なく、忸怩(じくじ)たる思いを抱いています」と振り返る元総務官僚の平嶋彰英さん=東京都内で2020年9月4日、竹内麻子撮影
ふるさと納税制度について「制度の担当局の責任者として申し訳なく、忸怩(じくじ)たる思いを抱いています」と振り返る元総務官僚の平嶋彰英さん=東京都内で2020年9月4日、竹内麻子撮影

 菅義偉首相が官房長官だった2014年、「ふるさと納税」の制度拡充に異論を唱えたある総務官僚が菅氏の不興を買った。その後、本省の要職から外れた後に退職し、現在は立教大経済学部特任教授を務める平嶋彰英氏(62)だ。安倍晋三前政権は14年、国家公務員の幹部人事を一括管理する内閣人事局を創設し、その後も検察、日本学術会議など政権からの独立性が高い行政組織を含めて、首相官邸が人事を主導する動きが強まっている。菅政権に継承された「官邸主導人事」の背景や憂いを、平嶋氏に聞いた。【聞き手・竹地広憲】

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【学術会議任命拒否】

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