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大阪都構想10年越し決着 松井市長「後悔ない」 吉村知事「再挑戦しない」

反対多数が確実となり、記者会見で厳しい表情を見せる大阪維新の会代表の松井一郎大阪市長(右)と代表代行の吉村洋文大阪府知事=大阪市北区で2020年11月1日午後11時6分、猪飼健史撮影

 大阪市民は再び政令市の廃止に「ノー」を突きつけた。1日に投開票された「大阪都構想」を巡る2度目の住民投票。5年前と同じく反対が賛成を上回り、大阪市の存続が決まった。大阪維新の会が結党時から党最大の公約として掲げ、市民を二分した論争は10年越しで決着した。

 松井一郎・大阪市長(大阪維新の会代表)と吉村洋文・大阪府知事(同代表代行)は1日午後11時から、公明党の佐藤茂樹府本部代表らとともに大阪市北区のホテルで記者会見。一礼して着席し、松井氏は「全ての市民の皆さんにお礼を申し上げたい」と切り出した。「皆さんが悩みに悩む問題を提起できたことは政治家冥利に尽きる。結果は出たので、(残る市長任期で)万博成功に向けて全力で傾注したい。引き続き大阪を愛してほしい」と淡々とした表情で語った。敗因を問われると「大きな戦いを2度挑み、2度負けたので力不足に尽きる」と言い切った。政界引退を表明した一方で、笑顔もみせ「やることはやった。後悔もないし、できることもない。心は晴れている」とすっきりとした雰囲気も漂わせた。

 2015年の前回住民投票は「維新」対「反維新」の構図だったが、今回は賛成に転じた公明と維新がタッグを組んで活動を展開した。佐藤氏は「党として厳粛に受け止めたい」と硬い表情。「民意を尊重して大阪の発展をゼロベースで検討していきたい。これから大事なのはしこりを残さないことだ」とも述べた。

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