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2020大阪都構想

2020年11月1日投開票の大阪都構想住民投票を巡る動きを追います。

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対立越え発展を 二重行政なお懸念の声 大阪都構想再否決一夜明け

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大阪都構想の住民投票から一夜明け、作業員によって撤去された投票を呼びかける看板=大阪市北区で2020年11月2日午前10時8分、山崎一輝撮影
大阪都構想の住民投票から一夜明け、作業員によって撤去された投票を呼びかける看板=大阪市北区で2020年11月2日午前10時8分、山崎一輝撮影

 大阪市を廃止・特別区に再編する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票が反対多数で否決されてから一夜明けた2日、関係者らは10年越しで決着した大都市制度改革への思いを口々に語った。大阪の未来のために、1票を投じた有権者は結果をどう受け止めたのか。

 前夜の記者会見で、政治家として二度と都構想に挑戦しないと明言した大阪維新の会代表代行の吉村洋文大阪府知事は2日朝、民放の情報番組に大阪から出演した。少し疲れた様子で「僕自身はやりきったという思いで、ある意味、すがすがしい。大阪市が無くなるという不安に対し、それを超えるメリットを説明しきれなかった」と敗因を分析した。

 一方で、2度目の否決に胸をなで下ろした反対派。自民党の左藤章衆院議員は同日早朝、同市阿倍野区で「二重行政の懸念があるのは事実。そうならないよう党派を超えて頑張っていきたい」と通勤客らに語りかけた。共産党市議団の山中智子団長は前夜、「賛否が拮抗(きっこう)する結果に街はぎくしゃくし、役所も傷付いた」とノーサイドを宣言。自民、共産の市議らは、賛成票を投じた有権者への配慮から早朝の駅立ちなどは控えた。

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