「世界最高齢」聖火ランナーに 福岡市の田中カ子さん117歳、車椅子で

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国内の歴代最長寿記録を更新してコーラを手に喜ぶ田中カ子さん=福岡市東区の高齢者施設で2020年9月25日撮影(コカ・コーラ ボトラーズジャパン提供)
国内の歴代最長寿記録を更新してコーラを手に喜ぶ田中カ子さん=福岡市東区の高齢者施設で2020年9月25日撮影(コカ・コーラ ボトラーズジャパン提供)

 現在117歳でギネス・ワールド・レコーズ社から「存命中の世界最高齢」に認定されている福岡市東区の田中カ子(かね)さんが東京オリンピックの聖火ランナーに内定し、2021年5月の参加を目指している。五輪延期で中止になった今年の聖火リレーでもランナーの一人に名を連ねており、再び大役を託された。21年に五輪と聖火リレーが無事開催されれば田中さんは118歳129日で聖火をつなぐ予定。親族らはその日を心待ちにしている。

 田中さんの聖火リレー参加は東京五輪・パラリンピックのスポンサー企業、日本生命が「長寿時代に明るいメッセージを発信していただきたい」と推薦。打診を受けた孫の田中英治さん(61)ら親族も「元気に聖火を運ぶカ子さんを見てほしい」と快諾した。現在は福岡市東区の施設で暮らしている田中さん。21年5月11日、隣の福岡県志免(しめ)町で田中さんの車椅子を介助者が約200メートル押して聖火を運ぶ。

 本来は117歳131日の20年5月12日にランナーを務める予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で五輪が延期され聖火リレーも中止に。出番は1年持ち越しになった。しかしこの間、田中さんは9月19日で117歳261日になり、厚生労働省で確認できる記録では18年に亡くなった田島ナビさん(鹿児島県)を抜いて国内の歴代最長寿記録を更新。大舞台を前に新たな称号を手にした。

 施設によると田中さんは現在、コロナ感染を防ぐため親族とも面会で…

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