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注目裁判・話題の会見

「保健室の先生に…」夢絶たれた女子高生 座間9人殺害10月28、29日公判詳報

現場アパート(左上)近くに供えられた花や供え物=神奈川県座間市で2017年11月10日、小出洋平撮影

神奈川県座間市のアパートで2017年に9人の遺体が見つかった事件で、強盗・強制性交等殺人罪などに問われた白石隆浩被告(30)の裁判員裁判は10月28、29の両日、東京地裁立川支部(矢野直邦裁判長)で、6人目の被害者とされる福島市の高校3年の女子生徒(当時17歳)の事件の審理があった。「保健室の先生になる」と語っていた少女は、被告と会ったその日に夢を絶たれた。

「ヒモとしてお金を引っ張ってもいいと」

<東京地裁立川支部101号法廷>

 被告人質問に臨んだ白石被告は黒の眼鏡にマスク姿で、両手をそれぞれ両膝の上に置いて証言台の前に腰掛けていた。

検察官「どうして(女子高生は)あなたのところに」

被告「新しい彼氏が欲しかった。自信ない部分を含めて好きになってくれる人を求めてきたのだと思いました」

 検察側によると、前日、高速バスで福島から上京した女子高生は17年9月28日正午過ぎ、被告のアパートの最寄り駅にあたる小田急線相武台前駅で被告と初めて会った。10日ほど前、女子高生が自殺する人を募集する投稿をツイッターにしたことがきっかけで、被告とつながったばかりだった。

 2人で近くの店から牛丼をテークアウトし、一緒にアパートへ。午後、アパートから近くのコンビニにタクシーで行き、ケーキやティラミス、わらびもちなどを購入。部屋に戻ってピザ2枚を宅配注文した。食事代やタクシー代は全て女子高生が支払っていた。

 「(女子高生は)ヒモとして定期的にお金を引っ張ってもいいと思った。殺すかは決めていなかった」

 同日夕、女子高生の母が警察に行方不明者届を出したことがわかる。すると被告は女子高生に「今から帰る」と連絡するよう指示していた。

検察官「金になるなら帰してもいいと思った」

被告「はい」

検察官「(殺害するか)見極めの途中だった」

被告「はい。そうです」

 定期収入がない高校生から「引っ張る」金銭は「定期的なら5000円や1万円でもいい…

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