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鳥取・中尾遺跡の住居跡 弥生期、最大の鉄矛 54.3センチ 鉄器の流通手がかり

発掘された鉄矛。弥生時代では国内最大の全長54.3センチ=野原寛史撮影

 鳥取県倉吉市教委は2日、市内の中尾遺跡で、弥生時代中期の竪穴住居跡から弥生時代では国内最大となる全長54・3センチの鉄矛が出土したと発表した。朝鮮半島で作られて持ち込まれたとみられる。板状と鋳造の鉄斧(てっぷ)もそばで見つかった。これら3種の鉄器が同じ場所から完全な形で見つかるのは国内初。祭祀(さいし)で使われた可能性があり、祭祀の形態や鉄器の流通ルート解明のための貴重な資料となる。

 工業団地の整備に伴い、2019年8月に発掘調査が始まった。住居跡は約2100年前のものとみられ、標高約25メートルの丘陵にある。鉄矛と、朝鮮半島からの舶来とみられる大型の板状鉄斧(全長27・5センチ)が住居内の地面に突き立てられ、住居ごと燃やされた形跡があった。当時は国内に製鉄技術はない。貴重な鉄器が住居から回収されていないことから、市教委は「家を廃絶する儀礼など、何らかの祭祀で使われたのではな…

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