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2020大阪都構想

2020年11月1日投開票の大阪都構想住民投票を巡る動きを追います。

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自民、実感なき勝利 「なぜ差が縮まったのか」 都構想再否決

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反対多数が確実と報じられる中、記者会見で神妙な表情で質問に答える自民党大阪市議団の北野妙子幹事長(右端)ら=大阪市中央区で2020年11月1日午後11時9分、望月亮一撮影
反対多数が確実と報じられる中、記者会見で神妙な表情で質問に答える自民党大阪市議団の北野妙子幹事長(右端)ら=大阪市中央区で2020年11月1日午後11時9分、望月亮一撮影

 「大阪都構想」の否決確実を報道機関が一斉に報じた1日深夜、自民党大阪府連の記者会見場には幹部らが神妙な表情で現れた。

 2015年の住民投票に続き2度目の反対多数に持ち込み、政敵・大阪維新の会を追い詰めた自民。幹部らは報道カメラマンの求めに応じて手を取り合って歓喜を演出したが、多賀谷俊史幹事長(大阪市議)は記者団に本音を吐露した。「なぜ差が縮まったのかは全く分からない」

 「実感なき勝利」を象徴する場面だった。

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【2020大阪都構想】

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