連載

米国の選択

トランプ米大統領が2020年大統領選への立候補を正式に表明し、再選に向けた活動を本格化させた。選挙スローガンは前回から「米国を偉大なままに」と変わったが、訴えの中身は変わらないまま。分断した政治状況の中で、自身の支持層の共感のみを追求するスタイルを貫く構えだ。

連載一覧

米国の選択

2020年大統領選 首都、暴動警戒 ホワイトハウス周辺に鉄フェンス

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
鉄製のフェンスで囲われたホワイトハウス=米首都ワシントンで3日、AP
鉄製のフェンスで囲われたホワイトハウス=米首都ワシントンで3日、AP

 米大統領選が投開票された3日、多くの市民が首都ワシントンのホワイトハウス周辺などに集まり、米国の命運を託した候補者への思いを訴えた。ホワイトハウスの周囲には前夜から高さ約2メートルの鉄製フェンスが設置され、暴動を警戒する態勢が敷かれた。

両陣営の支持者が集会

 ホワイトハウスでは、共和党のドナルド・トランプ大統領(74)が開票を見守る。フェンスの設置は、黒人差別や警察暴力への抗議運動「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大事だ、BLM)」が高まった6月以来だ。

 ホワイトハウス正面の通りにあるBLMプラザでは音楽が鳴り、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)の支持を示すプラカードやサインを掲げた人が多くみられた。期日前投票でバイデン氏に投じ、南部テキサス州オースティンから訪れたグリセル・ラミレスさん(32)は「気候変動対策を重視し、過去でなく未来を語る彼を支持する」。4日まで滞在し「歴史的瞬間を見届けたい」と話した。

この記事は有料記事です。

残り829文字(全文1244文字)

あわせて読みたい

注目の特集