平群駅西の土地区画整理事業 町の損失補償2億4800万円 財政厳しく 調整基金ゼロに /奈良

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土地区画整理事業で整備が完了した近鉄平群駅西側=平群町で2020年10月29日午後1時27分、熊谷仁志撮影
土地区画整理事業で整備が完了した近鉄平群駅西側=平群町で2020年10月29日午後1時27分、熊谷仁志撮影

 平群町の近鉄平群駅西側の土地区画整理事業で、町の損失補償額が少なくとも2億4800万円に上ることが町への取材で明らかになった。町は2020年度と21年度で予算化する方針だが、貯金に当たる財政調整基金(19年度末で約1億4300万円)がゼロになる見込みで、財政状況の厳しさが一段と増す。【熊谷仁志】

 町によると、事業は大詰めで、事業主体の「平群駅西土地区画整理組合」(理事長・西脇洋貴町長)の解散総会が11月にあり、21年夏までに全ての清算を終える予定という。

 損失補償は事業で生じた損失(赤字)を埋め合わせることで、この事業では町が補償する約束になっている。土地区画整理事業で処分する土地(保留地)の売却価格が計画策定時の予定価格を下回った場合の差額などが損失に当たり、今回も結果として、造成費などの事業費を売却価格で賄えなかった。

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