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2020米大統領選

2020年11月に行われた米大統領選。共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン氏が争い、バイデン氏が勝利した。

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極右陰謀論「Qアノン」支持者、初の国政進出 米下院選、候補20人超か

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3日の連邦下院選で米主要メディアが「当選確実」と報じたマージョリー・グリーン氏=同氏サイトから
3日の連邦下院選で米主要メディアが「当選確実」と報じたマージョリー・グリーン氏=同氏サイトから

 米国発の極右系陰謀論「Qアノン」の支持者とされる共和党の女性候補が3日投開票された南部ジョージア州の米連邦下院選で勝利することが確実になったと、複数の米主要メディアが報じた。Qアノンは「トランプ米大統領が悪魔信仰の国際秘密結社と対決中」などの奇抜な主張で知られるが、その支持者と言われる人物が連邦議員として国政に進出するのは初めて。同様の姿勢を持つ連邦議員候補は20人以上いるとの指摘もある。【和田浩明/統合デジタル取材センター】

 連邦下院のジョージア州第14選挙区で当選確実となったのはマージョリー・グリーン氏(46)だ。「当選確実」と報じたCNNによると、米東部時間4日午前0時(日本時間同日午後2時)過ぎの開票率90%の段階で、グリーン氏は74・6%を獲得し圧勝の構えだ。

 現職の引退表明に伴い空席となる議席をグリーン氏と争った民主党候補は、9月中旬に「個人的理由」で立候補を取りやめたが、州選挙当局者は代替候補への差し替えは州法が定めた投票日前60日以内の期限を過ぎていると決定した。この候補の名前は投票用紙に残っており、少なくとも7万票を獲得している。

 もともと共和党が強い選挙区だけに、グリーン氏は国政進出の可能性が高いとみられていた。

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 さて、注目のグリーン氏、どんな人物なのか。ジョージア…

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