ヒグマよ「人里はお前のすみかでない」 うなるオオカミ型ロボ・モンスターウルフ 住宅街で光る赤い目

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赤い目と牙で「天敵」のヒグマを威嚇するオオカミ型ロボット「モンスターウルフ」=北海道滝川市の住宅街で、渡部宏人撮影
赤い目と牙で「天敵」のヒグマを威嚇するオオカミ型ロボット「モンスターウルフ」=北海道滝川市の住宅街で、渡部宏人撮影

 「ウォー」。ヒグマの出没が急増した北海道滝川市の住宅地で、奈井江町の企業などが開発したオオカミ型ロボット「モンスターウルフ」がうなり声を上げ、ヒグマ侵入に赤い目を光らせている。「住民とのあつれきを避けたい」と市が9月に導入。一般住宅前で使われるのは初めてで、設置以降は周辺では目撃情報はなく、「少なくとも住民への安心効果はある」と関係者をほっとさせている。

 オオカミロボットは奈井江町で精密機械を製造する太田精器(太田裕治社長)が北大、東京農大と共同開発し、2016年11月にデビュー。オオカミに似せ、胴体は120センチ、高さ90センチ。獣類など野生動物や人が接近すると赤外線センサーが感知し、首を振ってうなり声を上げ、周囲を威嚇する。農作物を荒らすシカやイノシシなどへの「撃退」対策として道東北から沖縄まで全国で計62台が稼働している。

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