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取れたての農水産物をあの電車でお届け 「新幹線物流」が好調

新鮮な卵が入った段ボールを新幹線から積み下ろす=東京都千代田区のJR東京駅で2020年10月24日午後0時12分、井川加菜美撮影

 リンゴや卵に野菜、鮮魚といった新鮮な農水産物を、新幹線で首都圏に運ぶ取り組みが本格化している。JR東日本は10月から輸送量を拡充し、週2回の定期輸送も始めた。新型コロナウイルスの影響で航空便の減便が続いているが、その代替輸送としての問い合わせも増えているという。

 「2人の娘が好きなので買いました。生産者を近くに感じながら買うのは良いですね」。10月下旬、JR高輪ゲートウェイ駅(東京都港区)で開催された特産品販売イベントで、千葉県船橋市の男性会社員(45)は予約していたリンゴを手に喜んでいた。甘みが強く酸味の少ない品種「王林」。直線距離で500キロ以上離れた青森県弘前市で2日前に収穫されたばかりで、この日の朝の東北新幹線で運ばれてきた。福島県から卵も輸送され、新鮮な卵がすぐ手に入ることが好評だった。

 JR東が新幹線の空きスペースを利用して新幹線物流を始めたのは2017年。地域の特産品を販売する産直市を実施する中で、より早く新鮮な食材を運べる方法として試行を始めた。当初は段ボール6箱程度の輸送だったが、作業工程を見直して今年10月からは約40箱の積み込みが可能になった。週2回の鮮魚の定期輸送も始めており、減便が続く航空機の代替輸送の問い合わせも多いという。

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