東日本大震災

石巻・大川小の遺族らが講師 子どもの命、守る意識を 学校防災、初の新任校長研修 /宮城

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研修で大川小を訪れた校長たちに話をする佐藤敏郎さん=宮城県石巻市で2020年11月4日、和田大典撮影
研修で大川小を訪れた校長たちに話をする佐藤敏郎さん=宮城県石巻市で2020年11月4日、和田大典撮影

 東日本大震災で児童・教職員84人が犠牲になった石巻市の旧大川小で4日、県教委主催の新任校長研修会が開かれた。被災地での現地研修は震災10年目にして初めてで、ともに同小6年生だった娘を亡くした元中学教諭の佐藤敏郎さん(57)と現職校長の平塚真一郎さん(54)が講師を務めた。2人は遺族や学校現場をよく知る立場から「目の前と未来の子供たちの命を守る意識」を高めるよう呼びかけた。【百武信幸】

 同小の児童23人の遺族が市と県を相手取った訴訟で、学校や教委の事前防災を不備と認定した仙台高裁判決が2019年10月に確定。同12月の遺族説明会で県教委の伊東昭代教育長が現地研修の開催を表明していた。それまでは係争中のため同小を訪問したり、児童遺族の話を聞いたりする県内の学校関係者は限られていた。

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