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発言

多様性損なわせる任命拒否=渡辺美代子・日本学術会議元副会長

 日本学術会議の会員候補が任命されなかったことが、大きな社会問題になっている。政府が任命しない理由として掲げた「総合的、俯瞰(ふかん)的な活動を確保する観点から判断した」の「総合的、俯瞰的」とはいったい何なのか、という疑問が世の中に広がっているが、実は学術会議はこの「総合的、俯瞰的活動を確保する」ことを重視してきた。

 一部の分野や偏った人たちの活動にならないよう、優れた業績を持つさまざまな立場と専門分野の科学者を選考し、会員全体のバランスをよくすることに力を注いできた。会員が入れ替わるたびに多様な会員構成となるよう変えてきた結果、2000年に1%だった女性会員比率が10年には21%、今年10月1日に始まった第25期には37%までになった。

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