路上にそびえる等身大わら人形 古来の疫病封じの数々 千葉・君津で企画展

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完成した「人形だんご」を鳥居に設置した地域住民=千葉県君津市広岡で2020年10月4日、浅見茂晴撮影
完成した「人形だんご」を鳥居に設置した地域住民=千葉県君津市広岡で2020年10月4日、浅見茂晴撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大で、妖怪「アマビエ」が注目されたり、過去の感染症への対応に関心が高まったりしている。千葉県君津市立久留里城址資料館では、市内で古来、天然痘などの疫病に人々がどのように対応してきたのかを、地元の信仰などを通して見つめ直す企画展「疫病ときみつの信仰」を開催している。疫病は悪霊がもたらすとされ、悪霊が集落に入って来ないよう、境に縄を張ったり、わら人形などを置く「道切り」を中心に紹介している。

 同館によると、同市内では小櫃川、小糸川流域の計16カ所で「道切り」が見られる。道を横切って渡した綱に、わらじやわらぞうり、とっくりなどをつり下げるものは「綱より」「しめ張り」と呼ばれる。木更津市の沿岸部では「綱吊(つ)り」の名で、タコなどのわら細工が掲げられる。

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