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札幌から北海道おといねっぷ美術工芸高校に進学し、大学を卒業後、村に地域おこし協力隊員として戻りました。筬島を担当。4年前から記念館で学芸員をしています。中学時代はビッキさんを知らず、後に教科書に載るほどの彫刻家だったことを知りました。高校時代に記念館でボランティアをし、作品解説などをするうち、生き物への愛情とか自然に対する畏怖(いふ)がある作品にひかれるようになりました。
ビッキさんは生前「風雪という鑿(のみ)で作品が完成する」と話していました。作品を自然に任せるということです。本来、傷むのが早いので木彫を屋外に置くことはありませんが、ビッキさんは音威子府にいた10年余りの間、村内に次々とトーテムポールを建てました。30年前に倒れた「オトイネップタワー」もそう。特徴的な部分を館内で展示し、それ以外は横倒しにして朽ちていく様子を観察できるようにしました。記念館は古い…
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