動物の交通事故、スマホで記録 目撃者がアプリに投稿 帯広畜産大・浅利さん、データ集め対策へ /北海道

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写真を投稿する際のアプリの画面を見せる帯広畜産大特任講師の浅利裕伸さん=北海道帯広市で
写真を投稿する際のアプリの画面を見せる帯広畜産大特任講師の浅利裕伸さん=北海道帯広市で

 各地で後を絶たない野生動物の交通事故被害(ロードキル)について、スマートフォンを使い全国の発生状況を把握する実験を、帯広畜産大の特任講師、浅利裕伸さん(43)が始めた。目撃した人に事故に遭った動物の写真をアプリに投稿してもらい、位置情報などの記録を蓄積する。多くの人の参加を呼び掛けており、集めたデータを事故対策に役立てたい考えだ。

 道内では昨年1年間でエゾシカの交通事故被害が3000件を超えたほか、沖縄県ではヤンバルクイナやイリオモテヤマネコといった希少な動物の被害が報告されている。一方、事故が多いとされるタヌキなども含めた野生動物全体の統計はなく、浅利さんは「いったい事故がどれだけ起きているのか。運転する人の安全確保や野生動物の保全のためにも現状を把握する必要がある」と訴える。

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