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特殊な光触媒で暗所の座席抗菌 塩尻・レザンホール /長野

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特殊な光触媒コート剤を座席に塗布する作業員=長野県塩尻市大門七番町のレザンホールで2020年10月27日午前10時10分、武田博仁撮影
特殊な光触媒コート剤を座席に塗布する作業員=長野県塩尻市大門七番町のレザンホールで2020年10月27日午前10時10分、武田博仁撮影

 塩尻市文化振興事業団は新型コロナウイルス対策として、指定管理する市文化会館「レザンホール」(同市大門七番町)で、暗い場所でも抗菌・抗ウイルス効果がある特殊な光触媒コート剤を座席や手すりに塗布した。

 信州大工学部の特許技術を使った「暗所抗菌・可視光活性酸化チタン光触媒」のコート剤で、国の補助金を活用して県内の公共ホールで初導入。10月28日まで塗布を行った。

 信大と技術提携して共同開発したビル管理会社「アシスト&ソリューション」(松本市)によると、光触媒に銅と銀を結合させ、屋内の弱い光やLED照明下でも活性化し、抗菌効果が長く持続する。におい除去や空気清浄化の効果もある。古畑俊明社長は「新型コロナにも効果が期待できる」と話し、他にも病院や救急車などで導入例があるという。

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