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男子第71回、女子第32回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社など主催)の県予選が5日、宮崎市のひなた県総合運動公園周回コースであり、18校22チームが参加(オープン参加4チーム)した男子(7区間42キロ)は小林が2時間3分13秒で3年ぶり56回目、11チーム8校が参加(オープン参加3チーム)した女子(5区間22キロ)も小林が1時間12分21秒で2年連続22回目の優勝を果たした。小林のアベックVは7年ぶり。いずれも12月20日に京都市である全国大会に出場する。例年は西都市の公道で実施するが、新型コロナ感染予防のため一般客は入れないコースに変更。距離も微調整した。たすきは例年通りつないだ。【塩月由香、杣谷健太】
◆男子
小林が伝統校の意地を見せて最後まで先頭を譲らず、宮崎王者の座を3年ぶりに宮崎日大から奪い返した。
1区は序盤、オープン参加する小林B・Cチームの2人が先導。宮崎日大も含めた4人の先頭集団から、5キロ地点で小林の冨永昌輝選手(3年)がペースを上げ、6秒差で2区の高木晃瑠(ひかる)選手(同)にたすきをつないだ。 3区の倉掛響選手(同)が差を更に20秒広げ4区の水野龍志選手(同)へ。下級生でただ一人起用された5区・一條空音(そらね)選手(2年)、6区・福島渉太選手(3年)、アンカーの楠木悠人主将(同)と3連続区間賞。倉掛選手は「2年前に宮崎日大に負けた時は自分がアンカー。今回やっとみんなと笑顔でテープを切れた」。
◆女子
小林が区間賞を独占する圧巻のレースで、ライバルの宮崎日大を寄せ付けなかった。2年連続1区の原田紗希選手(2年)は「ワクワクしていた。自分の走りができれば差をつけられる」と自信の走りで、3キロ過ぎに2位を引き離し、44秒差をつけて流れを作った。
2区の大坪沙代選手(3年)も好走。笑顔でタスキを託された3区の末山優珠(ゆうじゅ)選手(同)は「(チームの)軸になる走りができた」と更に差を広げた。
昨年はBチームだった4区の野村真央選手(2年)もその悔しさを晴らす快走。独走状態となった最終5区の藤田あい選手(同)は1区の原田選手のタイムを意識しながら走り、右手を高々と上げてフィニッシュを決めた。
■男子
(1)小林 2時間 3分13秒
(冨永昌輝、高木晃瑠、倉掛響、水野龍志、一條空音、福島渉太、楠木悠人)
(2)宮崎日大 2時間 4分18秒
(3)都城工 2時間15分21秒
(4)宮崎南(5)妻(6)日章学園(7)延岡工(8)延岡商(9)宮崎工(10)都城泉ケ丘
1区10キロ 冨永昌輝(小林3年) 29分25秒
2区 2キロ 松井遼太(宮崎日大3年) 5分23秒
高木晃瑠(小林3年) 〃
3区 8キロ 倉掛響 (小林3年) 23分 3秒
4区 8キロ 曳田道斗(宮崎日大3年) 23分37秒
5区 2キロ 一條空音(小林2年) 5分28秒
6区 6キロ 福島渉太(小林3年) 18分 6秒
7区 6キロ 楠木悠人(小林3年) 18分8秒
■女子
(1)小林 1時間12分21秒
(原田紗希、大坪沙代、末山優珠、野村真央、藤田あい)
(2)宮崎日大 1時間13分48秒
(3)都城商 1時間25分32秒
(4)宮崎北(5)延岡(6)宮崎学園(7)延岡商(8)都城泉ケ丘
1区6キロ 原田紗希(小林2年) 19分38秒
2区4キロ 大坪沙代(小林3年) 13分 9秒
3区4キロ 末山優珠(小林3年) 13分13秒
4区2キロ 野村真央(小林2年) 6分22秒
5区6キロ 藤田あい(小林2年) 19分59秒
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